行橋市の行政書士。相続手続きのことならお任せ下さい！無料で出張相談に伺います！

１． 相続人の調査、戸籍収集

　相続手続きをするには、まず相続人の調査をしなければなりません。亡くなられた方（被相続人）の出生から死亡に至るまでの戸籍を全て取得し、相続人を確定させます。家族の方からすれば相続人が誰であるかわかっていたとしても、それを証明するために戸籍の取得が必要となります。また、被相続人が再婚していた、子供を認知していた等で想定外の相続人が見つかるというケースもあるようです。
　相続人が確定すれば、相続人全員の戸籍を収集し、相続手続きを進めていきます。

２． 相続財産の調査、相続財産目録の作成

　相続人間の遺産分割協議に備えて相続財産の調査、評価を行います。相続財産が正確に判明しないと、遺産分割協議に支障をきたし、相続争いが生じることもあります。また相続税の申告にも影響が出るため、正確な調査、評価が求められます。
　なお相続財産には、住宅ローンや借金などマイナスの財産も含まれます。相続財産の調査を行った上で、プラスの財産よりマイナスの財産が多い場合は、相続の放棄をすることで相続債務の負担を回避することができます。この相続の放棄は相続開始後、自分が相続人であることを知ったときから3ヶ月以内に手続きをしなくてはいけません。

３． 遺産分割協議書の作成

　遺産分割協議書とは、誰がどの財産を相続するのかを記録した書面です。相続人全員で話し合い、その上で相続分を決定し、その内容を遺産分割協議書にまとめます。遺産分割協議書は、不動産や銀行口座の名義変更にも必要となりますし、相続人間のトラブル防止のためにも必ず作成しましょう。

４． 名義変更、相続手続き

遺産分割協議書にならい、遺産の名義変更など必要な手続きを行います。以下は主な手続きです。

◇銀行口座・預貯金の名義変更、払戻し　　　
◇不動産の相続登記　　　◇自動車名義変更　　　　　
◇株式名義変更　　　◇生命保険金手続き　　　
◇死亡退職金手続き　　　◇電話加入権の手続き